トロンボーン超入門
今日ボン習ってる先生から、できたてホヤホヤ本を頂きました!
んでもってもう全部読破しちゃった。
- 作者: 高橋英樹
- 出版社/メーカー: ヤマハミュージックメディア
- 発売日: 2009/02/27
- メディア: 楽譜
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とのことなので律儀に宣伝しときます(笑)
タイトルの通り、トロンボーン初めてな人対象。
いやーでも超初心者じゃなくても、トロンボーン人にはお世辞抜きに本当にいい本ですよ。
やっぱね、もう年中無休で何百人という生徒を見てるような人ですからね、初心者が躓きやすいところを良く知っている。様々なパターンを見ている。ってのが読んでてわかります。
そして説明が上手いし、文章も上手い。
んで、内容もさることながら、「文章の読みやすさ」がすごくいい。
こういう本って、文章が堅くて優等生なのばかりじゃないですか?
こういう本が必要な人って、初めて楽器持った中高生とか、音楽にチャレンジするぜ〜!なおじさんとか、やる気まんまんウキウキな人たちなのにさ、こういう類の本って堅くてつまんない文章が標準で、せっかくのウキウキ気分が読んでるうちに萎えていくわけですよ。そんなこと考えてない著者が多いんだろうけどね。
この先生のすごいとこは、この本の読者の存在を見越して書いているところ。読者のことを思って書いているところ。読者が本当にトロンボーンという楽器を練習してくれる気持ちになってくれるように願っているところ。
「?」記号であるべきところがほぼ全て「!?」になってるのが気になるけど、いやーあの先生らしくてウケますね。文章だとなぜかいつもテンション高めな方です(笑)
こういう基礎本ってまともに最後まで読んだのってもしかして初めてかもしれないけど、読んでみて、なーんかトロンボーンってやっぱちょっと変わった楽器だよなと思う。他の管楽器の人にはわからない、トロンボーン特有の練習奏法とかお悩みとか多いなと。主につるつる滑るスライドの存在ですけどね。ま、スライドがトロンボーンの魅力と言って過言ではないでしょうけどね。スライドの魅力がわかるようになったら、トロンボーンプレイヤーとしての第一歩なのかも〜と思います。自分が心の底からボン☆ラブと思えるようになったのって、スライドの存在の素晴らしさを認識し始めたときだったように思うので。
あ、でもスライド使うのってジャズに限りかしらねぇ?大昔ブラバンやってたころの自分のスライドの認識ってどんなだったんだろうなぁ。あの頃の自分にこの本あげたらどんな感想言うのかなぁー。つーか私、あの頃いったいどんな練習してたんだろ・・?まともな指導者いなかったのに。謎・・。
いまの中高生はこの本を是非!なんとこの内容で1000円切ってるというスッゲー時代です。安すぎだよ〜